ヒルドイドローション(ヒルドイドクリーム)は医薬品なんだけど、「乾燥に効く」ってことで一時 美容目的で使う人が多すぎて、規制が入ったほど人気の薬
病院での処方に規制が入ったかわりに、ドラッグストアなどで普通に買える市販薬(第2類医薬品)が販売されてます
市販薬だと、健康保険が効かないから割高になりますが、病気で必要なわけじゃないんだから、当たり前ですよね
医薬品ではなく、化粧品(医薬部外品)として売られているものもあるようです
医薬品の場合は、有効成分であるヘパリン類似物質の含有量が明記されていますが、化粧品の場合は含有量はわかりません(表示義務がない)
…中には、医薬品のくせに、販売ページに含有量書いてないものもありますけどね。でも、きっと商品の箱には書いてあるんでしょう。(…っていうか、ネット販売なのに販売ページに含有量書かないのってOKなのかな??…まぁ、いいや)
医薬品の場合、元祖のヒルドイドローション(ヒルドイドクリーム)と同様に、ヘパリン類似物質0.3%配合のものがほとんどのようです
ヒルドイドローションの99.7%を占めるその他の成分が気になる
ヒルドイドローションの有効成分はヘパリン類似物質で、含有量は0.3%。
つまり、99.7%は他の成分なわけです
…個人的には、 99.7%を占めるその他の成分のほうが気になる。だって、薬として認められてる有効成分が効くのは、当たり前!
それよりも、「肌が荒れて弱ってる人でも、問題なく使える」=「トラブルが起きにくい」その他の成分が気になるわけです
まぁ、もしかしたら、中には「ヒルドイドローションはあわない」という人も、いるのかもしれないけどね。でも、かなり少数派だと思うの
・・・というわけで、「(比較的)安心して使える成分に違いない」という推測のもと、ヒルドイドローションのその他の成分を調べてみました
<ヒルドイドローションの添加物>
グリセリン、白色ワセリン、スクワラン、セタノール、還元ラノリン、セトマクロゴール1000、モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン
↑この成分+水で、全成分になると思われます
比較的肌荒れしにくい成分と思っていいかな?ただ、医薬品の添加物も、「どんな人でも絶対に肌荒れしない」とは言えません。アレルギーが出る人はいる
製剤に含まれる有効成分以外の物質。製剤化を容易にする、品質の安定化を図る、有
日本薬学会の薬学用語解説「医薬品添加物」より
用性を高めるなどの目的で、ほとんどすべての医薬品に添加されている。用途により、賦
形剤、安定剤、保存剤、緩衝剤、矯味剤、懸濁化剤、乳化剤、着香剤、溶解補助剤、着色
剤、粘稠剤などと呼ばれる。これらは製剤の投与量において薬理作用を示さず、無害でな
くてはならないが、アレルギーなどの有害反応を引き起こすことがあるので、注意を要す
る。
医薬品添加物は「薬効に影響せず、無害だけど、アレルギーがないわけではない」
まぁ、アレルギーはしょうがないよね。すべての人がアレルギーを起こさない成分を探すのも、かなり大変だし(どこまで試せば「すべての人」と言えるのかわからないしね)
アレルギーが起こることはあっても、アレルギーが起きやすい成分ではないはず。ごく一部の人にアレルギーが表れる事がある程度…のはず
ちなみに、ヒルドイドローションの類似薬(市販薬やジェネリック)は、ヘパリン類似物質以外の成分は違ってますよ。各製薬会社がそれぞれに工夫して作ってるから
ヘパリン類似物質の化粧品(医薬部外品)の場合は、もっと使える成分も多くなると思うから、内容はずいぶん違ってくると思います
ちなみに、私はヒルドイドローションは、ちょっとだけ使ったことあるけど、テカリやすいから あんまり好きじゃない。今は乾燥もするとはいえ、やっぱりオイリー肌なんだな